基本方針
企業の健全性を担保することを目的とし、事業活動に伴ったさまざまなリスクを抽出し、脆弱性の評価と分析を行って、適切な管理体制を構築することを基本方針と定めます。
また、常に事業活動に内在する潜在的なリスクを抽出し改善活動を継続的に行うことでリスクマネジメント体制を強化し、企業価値の維持・向上を目指します。
活動概要
上記方針の基、活動内容としては、市場リスク、環境リスク、カントリーリスク、コンプライアンスリスク、情報管理リスク、自然災害リスク等を細分化して、リスク発生時の対応シナリオを整えるとともに、日常業務における監視体制を確立してしっかりとリスクに向き合った事業活動を行ってまいります。
リスクマネジメントの運用に際しては、社内の規定やガイドラインに沿った健全な経営を行うとともに、事業活動に関連する市場や環境等の変化に対しても常にモニタリングを怠らず、柔軟な姿勢で改善活動を継続的に行って参ります。
品質管理体制
当社では、創業以来一貫して品質管理の徹底を図り、お客様にご満足いただける製品のご提供を品質管理の基本概念としております。
製造指示書にて、材料品種、製品寸法、加工方法、製造予定日、完成予定日、納期など詳細の指示書とチェックリストを作成し、業務を行っております。
また、2018年よりお客様の満足度を高めるためには企業の体質を強化することが不可欠であると判断し
ISO9001に準ずる品質管理マネジメントの構築と従業者への教育を経営トップが陣頭指揮を執り開始しました。
認証の取得段階には至っておりませんが、お客様へ提供するすべての製品やサービスを継続的に発展・向上させていくことを目標に掲げて取り組んでおります。
手順書による作業の可視化やチェックシートと指差し呼称による検査、また工程変換などが発生した場合の記録保管など証跡の文書管理を徹底しております。
また万一の事故が発生した場合にはエスカレーションシートを活用して情報の収集や原因の究明、対策立案、実装及び有効性の検証などを一貫したマネジメントシステムを構築して運用しております。
特に、現場でのヒヤリハットの情報収集と分析や職域でのQC活動を行うことで事故の予防や従業者への意識付けを定期的に訓練しております。
今後もお客様のベストパートナーを目指して、品質管理マネジメントを有効に活用して参ります。
常務取締役 製造統括本部長 柴田厚志
