ビーズ法ポリスチレンフォームを原材料とした住宅用の断熱材を主力に、関連する製品の製造・販売を行っております。
地球規模での温暖化が社会共通の課題であり、住宅からのCo2排出量削減に向けた断熱材の高性能化がますます求められてきております。
当社製品では、断熱材の高性能化に加えて、現場での作業工数削減やロス、ゴミの削減などSDGsの目標達成に向けた取り組みとともに社会に貢献できると確信しております。
住宅用断熱材の動向
断熱とは熱の伝達を減少させるものの総称。住宅建設では、冬は温かく夏は涼しい環境を築くために欠かせないアイテムのひとつです。一般的に熱伝導率(λ)や熱抵抗値(R)で性能表示されており、言うまでもなく熱伝導率が小さい或いは熱抵抗値が大きいほどに断熱性能に優れた素材となります。断熱材は冷房・暖房のエネルギー効率を高めるために建物で使用されるだけではなく、熱伝達を抑制することが重要なストーブ・冷蔵庫・冷凍庫・湯沸かし器等の器具の筐体部分、および多くの工業的な応用にも使用されています。国土交通省から2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、住宅・建築物の省エネ対策を強力に進めるための「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律」が令和4年6月17日に公布されました。2030年度温室効果ガス46%排出削減(2013年度比)の実現に向け、我が国のエネルギー消費量の約3割を占める建築物分野における取組が急務となっています。

性能向上計画認定制度では、省エネ性能の向上に資する建築物の新築または増築、改築、修繕、模様替え若しくは 建築物への空気調和設備等の設置・改修を対象とし、その計画が誘導基準に適合している場合、建設地の所管行政庁による認定(性能向上計画認定)を受けることができる制度です。性能向上計画認定を取得すると容積率特例(省エネ性能向上のための設備について、通常の建築物の床面積を超える部分を不算入(上限 10% )とする)などのメリットを受けることができます。
当社の取扱い製品
EPS断熱フォーム
*EPS Expanded Polystyrene (ビーズ法ポリスチレンフォーム)
一般に発泡スチロールまたはビーズ法発泡スチロールと呼ばれ原料であるビーズを発泡させ、さまざまな形に成型し、幅広い分野で使われています。
特徴は、軽量で施工しやすく、極めて高い断熱性と耐水性に加えて、加工のしやすさが大きなメリットとして挙げられます。
(標準型と高性能型の2種ラインナップ)


*押出法ポリスチレンフォーム
ポリスチレンと難燃化材を押出機で溶融し、発泡剤との混合物を圧入して成形された素材です。
EPS同様に、軽量で施工しやすく、断熱性に優れた製品です。
製品は断熱性能により1種(熱伝導率0.036)と3種(熱伝導率0.028)をラインナップしております。


住宅用 床断熱材のワンストップソリューション
“プレカットサービス&邸別配送“
施工図面から断熱材の割付図面を作成し、図面に合わせて断熱材をプレカットして現場へ納入いたします。
受注から図面作成、プレカット製造、納入までの一貫体制でお客様をサポートいたします。






現場での加工が必要なく工期短縮が可能
残材やスクラップが発生せずに、産業廃棄物の排出がゼロ
環境を配慮したビジネスモデルが実現します


*当社のプレカットサービスは提携企業との協業によりサービスを提供しております