発泡スチロールを活かした土木工法の代表例は、発泡スチロールブロックを盛土材の代替品として積み重ねて施工する工法です。発泡スチロールの特性である撥水性・耐水性が高く、圧縮耐性(~350kN/平米)も優れており盛土材として最適です。また、重量は土砂やコンクリートの約100分の1しかないので、軟弱地盤上の盛土に適しており、盛土荷重の大幅な軽減が可能で、軟弱地盤の沈下、支持力不足などの問題も解消できます。施工も、大型の重機などが必要なく、人力施工も可能であり工期の大幅な短縮にも寄与できる工法となります。
嵩上げ資材



軟弱地盤上での道路の盛土や橋台裏埋め、擁壁、地中構造物の埋め戻しや嵩上げ工事などに発泡スチロールの土木工法が活用されております。